英語が苦手でも、5か国8か所で子育てしてきたママがカウンセラーになりました。カウンセリングコース・アンガーマネジメントコースもあります。

設立の思い

女性・こども心理行動研究所設立の思い

【海外の狭く濃縮された日本人社会で、
トラブルを抱えて苦しんでいる女性たちの心を軽くしたい】

私がこの「女性・こども心理行動研究所」
を設立するに至った原動力となる思いです。

5か国8か所で子育てをしてきたなかで、
海外では子育て支援や日本語で相談できる機関も少なく、
ストレスや自己肯定感の低下から
鬱や、なんらかの精神疾患を発症してしまう
ママたちをたくさん見てきました。

そこまで抱え込んでも1人で頑張らざるを得ない
駐妻たちの苦しみは相当なものです。
私自身も非常に苦しい時期がありました。

当時の私のような状態の人々に、
何か手を差し伸べる事はできないだろうか?
そしてこの女性・こども心理行動研究所をたちあげました。

特に痛感するのは、
神経発達症(発達障害)のグレーゾーン
である事が根幹となって引き起こされる
人間関係トラブルの深刻さです。

グレーゾーンに位置するタイプは
浅い付き合いでは一見わからないために、
なんだかあの人は
「性格が悪い」
「いい加減」
「虚言」
「しつけが悪い」
「常識がない」
「人の気持ちがわからない!」
「近づかない方がいい人」など
たくさんの誤解、偏見を生みやすく、
大きなトラブルに発展していくケースをたくさん見てきました。

自身や子供・配偶者にこの傾向があると
海外の密接に濃縮された日本人社会は
非常に生きづらい空間であると思います。

その他にも
環境の変化・
家の構造、
家電の性能、
外国人との価値観の違い
に戸惑う中で、初めて育児を経験するお母さんたち。

子供にアレルギーや病気がある場合も
医療の違う海外では気を張り詰めている事でしょう。

ふらっと子供が一人でどこへでも通える日本とでは
親の果たす役割が大きく違います。

旦那さんは出張、出張で、
まさかの海外でのワンオペ育児!
も非常に多いです。

他のママ友たちとの付き合い
会社の奥様たちとの付き合い
学校の送り迎え

駐妻はイメージと違って大変な事が多いのです。
妻が働くのを禁止している会社が多い駐在事情。
国によっても変わりますが、
妻の役割は「メイド兼ドライバー」ってところでしょうか。

日本でバリバリと働いていた女性たちはキャリアの中断
これといったスキルがないまま長い駐在生活に突入した女性たちは
社会復帰への不安もあるでしょう。

でも。
日本人駐妻コミュニティーで生き延びたという事実。
それは、日本帰国後は
「どこででもやっていけるくらいのコミュニケーションスキルが身についている」
と自信を持っていいでしょう。
それだけ大変な事を駐妻は日々、やっているのです。

私は駐在中に積極的に医療機関や
臨床心理士・スクールカウンセラーに相談してきました。

5か国8か所を周っただけあって、
カウンセリングも途中で中断、
新規の繰り返しでした。

けれどもそのおかげで、
総勢15人もの各国のカウンセラーや医師(外国人含む)と対話をし、
カウンセラーも実に十人十色であること。

同じ悩みへのアプローチでも
様々な考え方や対応の仕方があることを
実感しました。 

さらに外国人と日本人の
子育てに対する考え方の違い、
対応の違いなども目の当たりにし、
視野を広げることができました。

それぞれの国での日本人コミュニティーを体験し
こっちで起こっていたであろうトラブルが、
あっちでは全く問題にならないなど。

周りの人たちの考え方や性格・相性などで
全く過ごしやすさが変わってくる事を実感しました。 

私自身が毒親育ち(今考えると親の発達障害に起因したもの)
20代前半での難病発症(特定疾患)
身体の機能障害(反回神経麻痺)
カサンドラ症候群
家族や自分自身の神経発達症(発達障害グレーゾーン)
子育ての悩み
駐妻の人間関係
夫婦関係の悩み

と、非常に悩みが多い人生でしたので、
さまざまな感情を抱いた経験があります。

1人で悩まず、辛いと感じたら
深刻な症状になる前に、ぜひ一度ご相談ください。