スーパーでびっくりしたこと。
◆カートに商品じゃなく子供が入っている
海外の大型スーパーでよく見る光景です。
大抵カートがすごく大きいので、
幼稚園生くらいの子供なら2人は入ります。
そこにあきらかに小学生であろう子が・・・
それも10歳くらいの子も乗ってることも。
最初は私もお行儀が悪い!とか、
商品入れるところに土足で乗るなんて衛生的にどうなの?
なんて渋い顔で見ていましたが・・・。
慣れとは怖いもので、
あっという間に気にならなくなりました。
むしろ、効率的かもしれない!とさえ思います。
なぜなら、2,3歳くらいの子があっちこっち歩き回って
商品を触ったり、お肉パックのラップを指で穴開けちゃったり、
はたまた迷子になったり。。。
海外では誘拐の危険性だってあるのです。
子連れの買い物は相当大変です。
カートに乗っておけば、
子供も楽しいし、親も楽。
スーパー側からしても、
子供に商品を破損されないし、
走り回ってけが人を出すことも減る。
子供を追いかけて大きな声で怒鳴る親たちも減る。
これは・・・もしかしてWIN-WINなのでは?
では、、、我が家はというと。
もちろん子供たちはやりたがりますが・・・
なかなか許可できませんでした。
私に染み込んだそれまでの価値観や道徳観が根強く、
心がざわざわするんですよ。
受けてきた教育って、
ある意味しがらみにちょっと似てますね。
◆商品を出すのも詰めるのもお客の役目
日本のスーパーのレジの店員さんて、
ものすごい能力をお持ちですよね!
2つのかごを並べて、
お客さんの商品をきれいにもう一つのかごへ。
重くて固いものは下へ。
いちごや卵のようにつぶれやすいものは、
一旦かごの外に置いといて、
最後にそっと上に乗せてくれます。
形がばらっばらの商品を、
びっちりと整然と。
まるでテトリスの達人かのように。。。
すごい能力だと感心したことありませんか?
では、これが海外だとどうなるか・・・。
なんと、買い物かごから商品を出すのは
お客さんの役目です。
レジ係は商品をスキャンしてお金を受け渡しするだけ。
レジでスキャンした商品は無造作に置かれ、
袋に詰めるのはお客さんなのです。
だから、慣れないうちは、大変です。
なぜんら圧倒的に仕事量がお客さんの方が多い。
客7:店員3 くらいの労働比です。
レジを打ち終わった商品をボンボン
・・滑らす?・・転がす?
固いもの、柔らかいもの、果物、卵・・・
順番なんて関係ありません。
1mくらいの台の空間に
袋詰めしなければならない商品が
どんどん滑って溜まってきます。
初心者はたいていもたついて・・
店員さんも後ろのお客さんも待たせてしまいます。
でも、慣れてくると
レジのスキャンとリアルタイムで
自分の買い物袋に商品を
入れていくことができるようになります。
ハイテク?なお店は
1m強くらいのベルトコンベアが付いていて、
手元が商品で載せていっぱいになってしまったら
店員さんがボタンを押して
ベルトコンベアを少し動かします。
その空いた空間に
また商品を載せていきます。
このタイプは商品を転がさない分、
破損や変形せずにすみ、ちょっと
ハイグレードな感じです。
店によって、1人分の袋詰め空間しかないところ。
二股になっていて、
2人分の商品を流せるところなどいろいろあります。
二股になっていると
他の人の商品と混ざらないので
ゆっくり袋詰めできて、ホッします。
慣れないうちは、うまく袋詰めができずに
卵が一番下になっていて
割れてしまっていたことや、
果物をつぶしてしまっていて
袋全体が果汁だらけになったこともあります。
とても怖くて、最初の頃は
野菜、果物はマルシェ(市場)で購入し、
牛乳、ヨーグルトその他雑貨だけを
スーパーで購入したりしていました。
アメリカでは、
最後の店員さんが詰めてくれるところが多かった印象です。
ターゲット(スーパー名)とかで袋を頼むと、
ものすごいゆとりのある詰め方をされ、
日本人なら3枚で詰めるところ8枚とか。
しっかり枚数分の袋代を取られます。
とんでもなく、おおざっぱで
アメリカらしいな~というところでしょうか?
最近はドンドン進化して、
セルフレジが出回り始めていますね。
私も自分のペースでできるセルフレジが大好きで、
最後はそればっかり使ってました。
上記に書いたようなレジはもしかしたら
もはや、なくなっているかもしれませんね・・・。
つい数年前のことなのに。
どなたか、まだありましたらコメントで教えてくださるとうれしいです♪
女性・こども心理行動研究所
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